日本アベックV 女子は中国撃破!美誠が2勝「最後はツイていた」

[ 2016年12月4日 10:30 ]

入国書類の不備により、当初の予定から3日遅れて卓球の世界ジュニア選手権が行われる南アフリカ・ケープタウンへ出発した女子日本代表の(左から)伊藤美誠、平野美宇、早田ひな、加藤美優
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 18歳以下で争う卓球の世界ジュニア選手権は3日、南アフリカのケープタウンで団体の決勝が行われ、日本が男女そろってジュニア世界一に輝いた。

 女子は平野美宇(エリートアカデミー)伊藤美誠(スターツ)早田ひな(福岡・希望が丘高)が5連覇中の中国を3―1で破って10年以来6大会ぶり2度目のジュニア世界一に輝いた。大会は14回目で、これまで中国が12度の優勝、日本が2度の優勝。

 平野は「(自分は)1番手で勝つことができなかったが、チームのみんなの力で、ずっと目標にしてきた大会で優勝できてうれしい」と歓喜。伊藤も「世界ジュニアで優勝するのは自分と日本の目標だった。最後はツイていた。今日の試合は本当に楽しかった」と喜んだ。早田は「1勝を取って優勝に貢献できたのは自信につながる。(中国に勝てたのは)信じられない」と勝利をかみしめた。

 男子も張本智和(エリートアカデミー)木造勇人、松山祐季(ともに愛知・愛工大名電高)が韓国を3―0で下して2005年以来11大会ぶりの優勝。準決勝で10連覇中の中国を破った韓国を寄せ付けなかった。

 木造は「勝つことしか考えなかった。1番手と言われて、やるしかないと思った」と振り返り、張本は「メンタル面は最高の状態で臨めた。(相手には)今まで一度も勝ったことがなかったが、今回の(自分の)調子ならいけると思った」と胸を張った。

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2016年12月4日のニュース