20歳の朝比奈が初優勝 GS柔道、18歳飯田は3位

[ 2016年12月4日 22:00 ]

 柔道のグランドスラム東京大会最終日は4日、東京体育館で男女計5階級が行われ、女子78キロ超級では20歳の朝比奈沙羅(東海大)が決勝で16歳の素根輝(福岡・南筑高)を延長で下し、初優勝した。リオデジャネイロ五輪銅メダルの山部佳苗(ミキハウス)は3位。同78キロ級は佐藤瑠香(コマツ)が4年ぶり2度目の優勝を果たし、リオ五輪代表の梅木真美(環太平洋大)は3位だった。

 男子100キロ超級は、全日本王者の王子谷剛志(旭化成)が決勝で影浦心(東海大)を退けて初優勝。七戸龍(九州電力)と18歳の太田彪雅(東海大)が3位だった。

 男子100キロ級はキリル・デニソフ(ロシア)が制し18歳のホープ、飯田健太郎(東京・国士舘高)が3位と健闘。同90キロ級は西山大希(新日鉄住金)と長沢憲大(パーク24)が3位で、アレクサンダル・クコリ(セルビア)が優勝した。

 今大会の日本勢は男女とも7階級のうち5階級を制した。

続きを表示

2016年12月4日のニュース