美帆 W杯1000M初優勝!日本勢4種目で表彰台

[ 2016年12月4日 05:30 ]

女子1000メートルで初優勝し、喜ぶ高木美帆
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 スピードスケートのW杯第3戦第2日はカザフスタン・アスタナで3日に行われ、女子1000メートルで高木美帆(日体大)が1分15秒25をマークして初優勝するなど日本勢が4種目で表彰台に上がった。団体追い抜きは女子で高木美、高木菜那(日本電産サンキョー)押切美沙紀(富士急)が組んで昨季最終戦以来の1位。男子は中村奨太(ロジネットジャパン)ウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)土屋良輔(専大)の3人でW杯初勝利を飾った。男子1000メートルでは小田卓朗(水戸開発計画研究所)が1分9秒06で3位に入り初の表彰台に上がった。同500メートルで長谷川翼(日本電産サンキョー)は34秒78の6位、女子1000メートルで郷亜里砂(イヨテツク)は5位だった。

 22歳の勢いはとどまるところを知らない。前日に女子3000メートルで表彰台に立った高木美が今度は1000メートルでW杯初優勝を果たした。海外勢や小平(相沢病院)ら一部の有力選手が不在とはいえ、1分15秒25は上々のタイム。ゴールラインを滑り抜け、勝利を確信すると両手を上げて喜んだ。第2戦の1000メートルで3位に入り、マススタート以外の個人種目でW杯初のメダルを手にした。今大会の3000メートルで3位となって「一つのステップが踏めた」と話したばかり。手応えを早速、最高の結果で証明した。

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