女子70キロ級・新添 強心臓ぶり発揮!指導1つの差で競り勝つ

[ 2016年12月4日 05:30 ]

柔道グランドスラム東京大会第2日 ( 2016年12月3日    東京体育館 )

 女子70キロ級の新添は11月の講道館杯全日本体重別選手権に続いて頂点に立った。

 山梨学院大の2年生は「必死だった。実感が湧かない」と初々しく話した。「試合で力まない」という強心臓を発揮し、得意の内股を武器に勝ち上がった。決勝は優勝候補の新井を力強い組み手で攻め、指導1つの差で競り勝った。同級はリオ五輪金メダルで休養中の田知本(ALSOK)と新井が競り合ってきた。名乗りを上げた新添は4年後の東京五輪を「まだ遠い。少しずつ力をつけていく」と冷静に捉え、来夏の世界選手権出場を目標にした。

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2016年12月4日のニュース