松山 12アンダー首位浮上 ショットもパットも絶好調67

[ 2016年12月4日 05:30 ]

米男子ゴルフ慈善大会 ヒーロー・ワールドチャレンジ第2日 ( 2016年12月2日    バハマ・ナッソー アルバニー・バハマ=7302ヤード、パー72 )

第2ラウンド、3番でアプローチショットを放つ松山英樹
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 2位で出た松山英樹(24=LEXUS)は6バーディー、1ボギーの67をマークして通算12アンダーの132とし、ダスティン・ジョンソン(32=米国)と並んで首位に立った。腰の手術などで昨年8月以来の実戦復帰となったタイガー・ウッズ(40=米国)は65の好スコアで回って通算6アンダーで17位から9位に浮上した。ウッズがホストを務める今大会はツアー非公式で、世界ランキング上位者で争われる。

 松山はショットもパットも好調だった。3番で第3打を80センチに寄せてバーディーを先行させると、9番と11番はショットを1メートルに付けてスコアを伸ばした。13番は5メートルのパットを沈めて、14番で1メートルに付けて単独首位に浮上。15番パー5はアイアンで2オンして3連続バーディーを記録した。パー3の17番で第1打をバンカーに入れてボギーとしたが、首位でホールアウトした。

 米ツアーの公式サイトによると、取材対応では「D・ジョンソンとともに首位に並んだことと、ウッズより6打も勝っていることのどちらが驚きか」という質問を受けて「どちらも僕にとってはうれしいことだ。タイガーは子供の頃からのアイドル。彼が復帰したことは素晴らしいことだし、彼はまた勝てると分かっている」と答えた。

 10月半ばからの1カ月で日本ツアーも合わせ4戦3勝した快挙は米メディアも注目している。強豪ぞろいの試合で首位に立っても誰も驚かない。松山は「今週も良いプレーを続けられることを望んでいるし、好調のまま来年を迎えたい」と自信に満ちた言葉を残した。

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