白井 3回半ひねり不発で反省「尻もちつくくらいに…」

[ 2016年6月5日 19:52 ]

<全日本体操種目別選手権>跳馬の演技を終えスタンドに手を合わせて謝る白井

 跳馬の「シライ/キムヒフン」(伸身ユルチェンコ3回ひねり)を超える新技の3回半ひねりに挑戦したものの、不発に終わった白井健三(19=日体大)は「ああいった中途半端なことはしたくない」と振り返った。

 1本目で大技に挑戦したが、ひねりが足りず。「3回半を飛ぼうとして3回になってしまった。やると決めたらやって、尻もちをつくくらいにしたかったんですけど」と思い切りが足りなかったことを反省。「まだ経験が足りなかったというところなので、飛べる機会は絶対くると思うので、そういったタイミングをしっかり探って」と再挑戦への意欲も口にした。ただ、五輪本番で行うかどうかは「団体優勝が最大の目標となってくるので。団体に必要ない技と判断すればやらないですし、団体優先で考えていきたいと思います」と話した。

 3回半ひねりが不発に終わった後はスタンドへ向かって「ごめん」とわびるようなポーズも。「本番で3回半ひねらなきゃいけないと余計な力が入ってしまった。3回半に挑戦すると思って応援してくれたチームメートのためにも飛ぼうとは思ったんですけど、やっぱり力が足りなかった。そういう思いでああいうポーズをしました」と説明した。

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2016年6月5日のニュース