33歳・馬場ゆかり「試合に喜び」婚活よりもトレーニング!?

[ 2016年6月5日 05:30 ]

ホールアウトし笑顔の馬場

女子ゴルフツアーヨネックス・レディース 第2日

(6月4日 新潟県長岡市 ヨネックスCC=6423ヤード、パー72)
 3位から出た馬場ゆかり(33=SMBC日興証券)が、5バーディー、1ボギーの68で回り通算7アンダーに伸ばし首位と4打差の2位に浮上した。ツアー未勝利のP・チュティチャイ(30=タイ)が70で回り通算11アンダーで単独首位を守った。

 馬場は1番で5メートルのバーディーパットを決めて波に乗った。7、8番でチャンスを生かし、16番パー3は6Iで2メートルにピタリ。17番では残り110ヤードの第2打をPWでカップの縁に止めて連続バーディー。今季自己ベストの68をマークした。

 昨季は賞金ランク53位で11年間守ったシードを失い最終予選会も51位に沈んだ。今季は出場試合が限られるため、婚活に専念することも考えたが「昨年は“稼がなきゃ”と試合ごとにストレスをためていたけど今年は試合に出る喜びを感じている。思ったより試合に出られるし婚活する時間もない」と笑顔で話す。

 オフはこれまで体作りに充ててきたが、「ゴルフもトレーニングのうち」と割り切り開幕までに50ラウンドした。アイアンを距離が出るモデルに替えたことも奏功し、ここまで7戦で予選落ち1回と成績も上向きだ。

 この大会は04年にツアー初優勝を飾り2位が2回ある。「このコースに引き寄せられている気がする」。11年日本女子オープン以来のツアー通算4勝目に向けて追い風を感じている。

 ▼3位若林舞衣子 一日中パットのタッチが合っていた。この大会は私にとって一大イベント。勝ちたい気持ちが強い。(新潟出身のホステスプロが好位置)

 ▼3位上田桃子 パターのロフト角が変わっていたのに気づいて水曜日に修正したら気分的にもすっきりして入ってくれるようになった。(パットが好調で5バーディー、1ボギー)

 ▼107位アレクサ・パノ たくさんのギャラリーの前でプレーできたことはとてもエキサイティングだった。日本が好きになったし、また来たい。(ツアー最年少出場記録更新も予選落ち)

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2016年6月5日のニュース