マリー 全仏4度目挑戦で初決勝「最高の試合の一つだった」

[ 2016年6月5日 05:30 ]

全仏オープン 第13日 マリー3―1バブリンカ

(6月3日 パリ・ローランギャロス)
 テニスの全仏オープン第13日は3日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス準決勝で第2シードのアンディ・マリー(英国)が前回覇者のスタン・バブリンカ(スイス)を6―4、6―2、4―6、6―2で下し、自身初の決勝に進んだ。第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は第13シードのドミニク・ティエム(オーストリア)にストレート勝ちし、3年連続の決勝進出を決めた。混合ダブルス決勝はマルチナ・ヒンギス(スイス)リーンダー・パエス(インド)組が初優勝し、ペアとして4大大会全制覇を達成した。

 4度目の挑戦で、ついに分厚い壁を打ち破った。A・マリーが全仏で初の決勝進出。「絶対に決勝に行くんだという思いで、気合が入っていた。自分にとってはクレーでプレーした最高の試合の一つだったと思う」と満足感を口にした。強打が自慢のバブリンカを相手に、巧みに相手のミスを誘うなどした。これで1968年のオープン化以降、4大大会の全てで決勝進出を果たした10人目の選手となった。「簡単なことではないし、大きな意味がある。特にここは他の3つと全然違うから」と誇った。

◆5日の全仏オープンテレビ放送
 ▽WOWOWライブ 14・00、18・55、21・45~
 ※時間は変更の場合あり

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2016年6月5日のニュース