ムグルサ 4大大会初V セリーナ撃破「とても幸せ」

[ 2016年6月5日 05:30 ]

喜ぶムグルサ(AP)

全仏オープン 第14日 ムグルサ2―0S・ウィリアムズ

(6月4日 パリ・ローランギャロス)
 全仏オープン第14日は4日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス決勝で第4シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)が第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)に7―5、6―4で勝ち、4大大会初優勝を果たした。22歳のムグルサは激しい打ち合いを制し、2年連続4度目の優勝を狙ったS・ウィリアムズを振り切った。スペイン女子の4大大会制覇は1998年全仏のアランチャ・サンチェス以来。また、車いすの部女子ダブルスで第2シードの上地結衣(エイベックス)、ジョーダン・ホワイリー(英国)組が2年ぶり2度目の優勝を果たした。

 ムグルサがスペイン女子としては18年ぶりに4大大会を制し、優勝賞金200万ユーロ(約2億4200万円)を獲得した。「4大大会でベストプレーヤーに勝てて、とても幸せ。彼女との過去の対戦が役立った」。第1セットに自ら仕掛けて、第11ゲームは30―30から2ポイントを連取してブレーク。第12ゲームも3度のジュースの末に奪うと第2セットも勢いそのままに押し切った。憧れのS・ウィリアムズには昨年のウィンブルドン選手権決勝で完敗していた。ムグルサは「彼女が現役のうちに4大大会で勝って優勝したい」という目標をついにかなえた。

◆5日の全仏オープンテレビ放送
 ▽WOWOWライブ 14・00、18・55、21・45~
 ※時間は変更の場合あり

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2016年6月5日のニュース