桐生 新トラックでも“鈍感力”で9秒台狙う

[ 2016年6月5日 05:30 ]

 陸上の桐生祥秀(20=東洋大)が鈍感力で9秒台を狙う。5日にコカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場(鳥取市)で行われる布勢スプリント男子100メートルに出場する。この日は4月に張り替えられたばかりの、五輪や世界選手権で使われる高速トラックで練習したが、その変化について「感触は…。僕はトラックはどこでも分からないので」と気にも留めていなかった。

 昨年10月のこの大会では、リオデジャネイロ五輪の参加標準記録(10秒16)を突破する10秒09をマークした。その時とのトラックの違いを聞かれても「覚えてないです。きれいになったぐらいで」と自然体。好調の山県ら豪華メンバーが集まった今大会で、10秒の壁を破りにいく。

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2016年6月5日のニュース