白井 初の五輪代表選出「きょうは気持ち良く うれしい」

[ 2016年6月5日 17:54 ]

ゆかの演技を終えガッツポーズをする白井

 体操のリオデジャネイロ五輪代表最終選考会を兼ねる全日本種目別選手権の決勝が5日、東京・国立代々木競技場で行われ、白井健三(19=日体大)が初の五輪代表に選ばれた。

 既に代表入りが内定していた内村航平(27=コナミスポーツ)、加藤凌平(22=コナミスポーツ)に加え、田中佑典(26=コナミスポーツ)、白井、山室光史(27=コナミスポーツ)の3人が代表入り。床運動で16・650点を出し優勝した白井は「13年から代表に入っていて、オリンピックは初めてなので、代表選考は力が入る演技が多かったんですけど、きょうは気持ち良く床が演技ができて素直にうれしいです」と笑顔で喜んだ。

 「シライ/キムヒフン」(伸身ユルチェンコ3回ひねり)を超える新技の3回半ひねりは成功せず、跳馬は15・000点で5位に終わったが、「きょうは挑戦しようと思って、すごく中途半端になってしまったんですけど、床のように常に同じ力を出せるようにこれから練習していきたいなと思います」と前向きに語った。

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2016年6月5日のニュース