NCAAトーナメント ウィスコンシン大、劇的勝利で16強

[ 2016年3月21日 17:55 ]

劇的な3点シュートによるブザービーターを決めたウィスコンシン大のケーニグ(AP)

 男子バスケのNCAAトーナメント(全米大学選手権)は20日に3回戦の残り8試合を行い、スイート16と呼ばれる16強が確定。東部地区では昨季にファイナル4の決勝まで勝ち進んだウィスコンシン大(第7シード)が、ブロンソン・ケーニグ(3年)の3点シュートによるブザービーターで、AP9位のゼイビアー大(第2シード)を66―63で下して地区準決勝に駒を進めた。

 3試合が行われた西部地区ではAP5位のオレゴン大(第1シード)が69―64でセント・ジョセフ大(第8シード)に辛勝。NBAドラフトで上位指名が確実視されているオクラホマ大(第2シード)のガード、バディ・ヒールド(4年)は、バージニア・コモンウェルス大(VCU=第10シード)を相手に36得点を稼ぎ、チームは85―81で勝利を収めてスイート16に勝ち残った。

 テキサスA&M(第3シード)はノーザン・アイオワ大(第11シード)に後半の残り44秒で12点差をつけられたが、ここから猛追。結局、再延長の末に92―88で勝って3回戦敗退を免れた。

 なお“エリート8”への進出をかけて24日と25日に行われる各地区準決勝のカードは下記と通り。

 ▼東部地区=(1)ノース・カロライナ―(5)インディアナ、(6)ノートルダム―(7)ウィスコンシン

 ▼南部地区=(1)カンザス―(5)メリーランド、(2)ビラノバ―(3)マイアミ・フロリダ

 ▼中西部地区=(1)バージニア―(4)アイオワ州立、(10)シラキュース―(11)ゴンザガ

 ▼西部地区=(1)オレゴン―(4)デューク、(2)オクラホマ―(3)テキサスA&M

 *カッコ内の数字は地区内のシード順。

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