ラプターズ、PO進出決定 デローザン25得点、貴重な追加点も

[ 2016年3月21日 17:12 ]

マジック戦で25得点をマークしたラプターズのデローザン(AP)

 NBAは20日に各地で6試合を行い、東地区全体2位のラプターズは地元トロントでマジックを105―100(前半53―55)で下して4連勝で48勝21敗。13試合を残してプレーオフ進出を決め、同1位のキャバリアーズに1ゲーム差と迫った。試合は最後まで接戦。25得点を挙げたデマー・デローザン(26)が97―96で迎えた残り54秒にカットインから貴重なシュートを決めて勝利をもたらした。

 マジックは29勝40敗。エバン・フォーニエー(23)とビクター・オラディーポ(23)がともに21得点を稼いで最後まで粘ったがあと一歩およばなかった。

 東地区全体5位のセルティクスは敵地フィラデルフィアで76ersに120―105(前半55―44)で40勝30敗。アイゼイア・トーマス(27)が26得点をマークして連敗を4で阻止した。

 76ersは5連敗で9勝61敗。ここ19戦では18敗目で、不名誉なシーズン最低勝率記録(76ersが72年シーズンにマークした・110=9勝73敗)を脱出するには残り12試合で1勝が必要になっている。

 プレーオフ圏内ぎりぎりにいる西地区全体8位のマーベリクスは、地元ダラスで延長の末に同6位のトレイルブレイザーズを132―120(前半58―55、延長19―7)で退けて35勝35敗。ダーク・ノビツキー(37)が40得点、デロン・ウィリアムス(31)も31得点とベテラン2人がいずれも今季自己最多記録をマークしてチームを引っ張った。

 トレイルブレイザーズは36勝35敗。この結果、西地区ノースウエストでこの日試合のなかったサンダー(48勝22敗)のディビジョン優勝が確定した。また西地区全体順位では6位のトレイルブレイザーズ、7位ロケッツ(35勝25敗)、8位マーベリクス、9位ジャズ(34勝36敗)と4チームが1・5ゲーム差の中にひしめく混戦となり、プレーオフ最後の“切符”をめぐる戦いが激化している。

 なおリオデジャネイロ五輪の米国代表最終候補に名を連ねていたペリカンズのフォワード、アンソニー・デービス(23)は、左肩と左膝の故障で今季の残り試合をすべて欠場。五輪に出場できるかどうかも微妙となった。

 <その他の結果>ペリカンズ(26勝43敗)109―105クリッパーズ(43勝26敗)、キングス(27勝42敗)88―80ニックス(28勝43敗)、ジャズ(34勝36敗)94―85バックス(30勝40敗)

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