世界室内、女子走り高跳びVカニングハム コーチの父は名QB

[ 2016年3月21日 18:07 ]

世界室内陸上の女子走り高跳びを制したバシュティ・カニングハム(AP)

 米ポートランド(オレゴン州)で開催されていた陸上の世界室内選手権は20日に最終日の競技を行い、女子走り高跳びではバシュティ・カニングハム(米国)が1メートル96で優勝。18歳2カ月での優勝は、女子としては全種目を含めて大会史上最年少となった。

 まだ高校生でもある同選手のコーチは、NFLのイーグルスやバイキングスなどで16シーズンにわたってQBとしてプレーした父ランドール・カニングハム氏(52)で、前週に行われた全米室内ではジュニアの世界記録となる1メートル99をクリアして五輪参加標準記録(1メートル95)を突破。父は1メートル96の大型QBだったがバシュティも1メートル86の長身で、リオデジャネイロ五輪の米国代表候補としても注目されていた。

 南カリフォルニア大に在籍している兄のランドール・カニングハム2(20)も走り高跳びの選手。6月の全米選手権では偉大なNFLのQBを父に持つ2人が、五輪切符をかけて出場することになるだろう。

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