理事長選参加人数で激論 内部新理事10人か外部理事含む13人か

[ 2016年3月21日 05:30 ]

 日本相撲協会は大阪市内で理事会を開き、28日に行われる理事長選出の方法について激しい議論が交わされた。理事長は理事の互選で決まるが、問題となっているのは参加理事数。評議員会の池坊保子議長は2月に選任された内部の新理事10人と主張。一方、外部理事で危機管理委員会の宗像紀夫委員長は自身を含めた現外部理事3人と新内部理事10人の13人と主張し「内部と外部の構成でないといけない。10人で選ぶのは違法だし、無効」と訴えた。理事長選は現理事長の八角親方(元横綱・北勝海)と貴乃花親方(元横綱)の一騎打ちとみられている。

 「現役力士がサイコロ賭博をしている」と匿名の通報があった件について、調査した宗像委員長は「問題になるようなことはなかった」と不問に付す考えを示した。金銭のやりとりなどはなかったという。

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2016年3月21日のニュース