ウォリアーズ連勝ストップ…不振のレイカーズ相手に黒星

[ 2016年3月7日 13:28 ]

レイカーズに敗れたウォリアーズのステファン・カリー(AP)

 NBAは6日に各地で7試合を行い、リーグ全体首位のウォリアーズは敵地ロサンゼルスで西地区全体最下位のレイカーズに95―112(前半47―60)で敗れて連勝は7でストップ。61戦終了時の55勝6敗はブルズが95~96年にシーズン最高成績(72勝10敗)を挙げた時のペース(54勝7敗)を1勝上回っているが、不振のレイカーズ相手の黒星だけにショッキングな一戦となった。

 ステファン・カリー(27)は18得点、クレイ・トンプソン(25)は15得点をマークしたものの、得意の3点シュートは2人で18本放って17本ミス。チームの3点シュート成功本数も30本でわずか4本に終わった。ホームではリーグ記録に並ぶ44連勝を続けているがロードでは6敗目。今後の戦い方に課題を残した。

 レイカーズは13勝51敗。ジョーダン・クラークソン(23)が25得点、新人のディアンジェロ・ラッセル(20)は21得点を挙げるなどウォリアーズとは対照的にガード陣が奮起した。このカードは現役最後となるコービー・ブライアント(37)は24分の出場で12得点。第4Qはベンチで若手の活躍を見守った。

 西地区全体3位のサンダーは敵地ミルウォーキーでバックスを104―96(前半64―48)で退けて43勝20敗。ケビン・デュラント(27)が32得点12リバウンド8アシストをマークすれば、ラッセル・ウエストブルック(27)は15得点10リバウンド11アシストで今季10回目のトリプルダブルを達成した。

 バックスは26勝37敗。2メートル11のヤニス・アンテトクンポ(21)が26得点12リバウンド10アシストでウエストブルック同様にトリプルダブル(今季3回目)を記録したが、あと一歩およばなかった。

 東地区全体2位のラプターズは地元トロントでロケッツに107―113(前半61―51)で逆転負けを喫して41勝20敗。チーム記録となっていたホームでの連勝は12でストップした。

 西地区全体8位でプレーオフ圏内ぎりぎりにいるロケッツは31勝32敗。ジェームズ・ハーデン(26)が40得点14アシストを稼いでチームを引っ張った。

 東地区全体4位のヒートは地元マイアミで76ersを103―98(前半47―49)で下して5連勝で37勝26敗。ベンチから出たセンターのハッサン・ホワイトサイド(26)が14得点13リバウンド7ブロックショットを稼いで勝利に貢献し、同3位セルティクスに0・5ゲーム差に詰め寄った。

 リーグ全体最下位の76ersは8勝55敗。地元フィラデルフィアでの同一カード(4日)も10点差で負けており、これで12連敗となった。

 <その他の結果>

サンズ(17勝46敗)109―100グリズリーズ(37勝25敗)、ナゲッツ(25勝38敗)116―114マーベリクス(33勝30敗)、ピストンズ(32勝31敗)123―103トレイルブレイザーズ(33勝31敗)

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