リオ五輪代表選考会終了 陸連設定記録の突破者なし

[ 2016年3月7日 05:30 ]

日本人2位となったた石川は、終盤に一時トップに立つなどリオ代表に選出される公算が高い

スポニチ後援びわ湖毎日マラソン

(3月6日 皇子山陸上競技場発着)
 男子の選考会が全て終了し、リオ代表は福岡国際で日本人トップの佐々木悟(旭化成)、びわ湖毎日の北島は代表入りが有力だ。

 枠は最大3で東京を含めた3大会の日本人上位3人が選考対象。低調に終わった2月の東京のレース後、「選考要項では3枠を保証するものではない」と話した日本陸連の酒井強化副委員長はこの日も「要項通り」と話したが、びわ湖毎日で日本人2位だった石川も終盤に一時は日本人トップに立つなど見せ場をつくっており、石川も選出される公算が大きい。選考で圧倒的有利になる日本陸連の設定記録2時間6分30秒を突破する選手は現れず、マラソン・ナショナルチームで代表候補になった選手もいなかった。世界との差は歴然で、本番でも厳しい戦いを強いられそうだ。

続きを表示

2016年3月7日のニュース