36歳ベテラン石川が日本人2番手 代表もあるぞ!

[ 2016年3月7日 05:30 ]

日本人1位の北島(中)、同2位・石川(右)、同3位・深津

スポニチ後援びわ湖毎日マラソン

(3月6日 皇子山陸上競技場発着)
 36歳の石川が2時間9分25秒で日本人2番手の4位に入り、五輪代表に名乗りを上げた。39キロすぎで丸山をかわして日本人トップも、残り1・2キロで北島に逆転された。最後は笑顔でゴールしたものの「きつい時ほど笑ってしまう。悔しい気持ちでいっぱいなんです」と心中は複雑だった。

 27歳で所属の主将に就任したのが一つの転機。「見本にならないと」。練習前の準備、体のケアも含めて競技に一層の情熱を傾け、タイムも上がった。独身で若い選手たちと寮生活。「陸上が恋人」だ。リオ五輪代表となれば36歳10カ月での出場。96年アトランタ五輪代表・谷口浩美の36歳4カ月を上回る大ベテランの奮闘に注目が集まる。

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2016年3月7日のニュース