「重圧大きくなりすぎ」シュリー今季残り休養 W杯通算最多53勝

[ 2016年1月7日 19:56 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子で史上最多の通算53勝を誇るグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が7日、休養のため今季の残りの大会に出場しないと発表した。自身のブログに「重圧が大きくなりすぎた。スポットライトの当たるところから身を引きたい。引退という言葉は口にしないが、将来についてゆっくり考えたい」とつづった。復帰の時期は未定とした。

 7日に26歳の誕生日を迎えたシュリーレンツァウアーは、2006年3月にW杯初出場。08~09年にシーズン最多の13勝、12~13年は10勝を挙げてW杯総合王者となった。伝統のジャンプ週間でも2度総合優勝するなど世界のトップに君臨したが、14年12月を最後にW杯で優勝がなく、今季の個人戦は6試合の出場で14位が最高と不振が続いた。(共同)

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2016年1月7日のニュース