柔道男子 合宿で沖縄角力を体験 井上監督が発案

[ 2016年1月7日 05:30 ]

沖縄相撲を体験する100キロ級の羽賀(右)

 柔道の日本男子が沖縄県豊見城市で合宿を行い、伝統の沖縄角力(沖縄相撲)を体験した。沖縄相撲は互いの帯をつかんで技をかけ合い、相手の両肩を地面につけたら勝ちとなる。

 これまでにサンボや柔術も取り入れてきた井上康生代表監督の「沖縄でしか学べないものを」という発案で、地元力士相手の体験学習が実現。大相撲よりも韓国のシルムやモンゴル相撲によく似ており、接近戦を武器にするモンゴルやジョージア勢の攻めに通じる部分がある。66キロ級の海老沼匡(25=パーク24)は「自分の柔道スタイルとは違うが受け方を知っていれば役に立つ」と膝を使った防御術などを熱心に教わっていた。

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2016年1月7日のニュース