東京五輪エンブレム、本格審査を開始 3~4作品に絞り込み

[ 2016年1月7日 09:34 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は7日、新たな大会公式エンブレムの選定に向け、3日間の本格審査を開始した。21人のエンブレム委員が昨年12月の2次審査を通過した64作品から、最終候補として3~4作品を選ぶ。

 委員は7、8日に審査会場に展示されたデザイン案や展開例などを個別にチェックし、それぞれの作品を採点。集計された得点を基に、9日に協議して絞り込む。

 白紙撤回した旧エンブレム選考から大幅に参加資格を緩和したことで、1万4599件の応募があった。組織委は不備がなかったものを対象に1次、2次審査を実施して候補を絞ってきた。

 前回の選考が不透明だったと批判を受けた反省から、組織委は最終候補作品については商標調査と商標登録の出願手続きをした上で公表し、ホームページなどで国民から意見を募って審査に反映させる。新エンブレムは春までに決める。

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2016年1月7日のニュース