トリノ五輪の検体を再検査 最新の分析技術でIOC

[ 2016年1月7日 09:44 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は6日、2006年トリノ冬季五輪のドーピング検査で採取した1219検体のうち489検体を最新の分析技術を用いて再検査したと発表した。陽性反応の有無など、結果は現段階では公表しないという。

 世界反ドーピング機関(WADA)の新たな統一コード(規定)で再検査のための保存期間が当初の8年から10年に延びており、スイスのローザンヌにあるWADA公認の検査所で分析された。

 IOCは過去にも新型エリスロポエチン(EPO)「セラ」使用の可能性が指摘されたためトリノ五輪の再検査を実施したが、12年に全て陰性だったと発表している。(共同)

続きを表示

2016年1月7日のニュース