沙羅 悪条件もなんの!貫禄勝ちで5年ぶりV 北海道選手権

[ 2016年1月7日 05:30 ]

北海道選手権で5年ぶりに優勝した高梨(中央)

 ノルディックスキー・ジャンプの北海道選手権は北海道・名寄ピヤシリシャンツェ(HS100メートル、K点90メートル)で行われ、女子は今季W杯3戦2勝の高梨沙羅(19=クラレ)が86メートル、91・5メートルの合計218・0点で前回出場した11年以来、5年ぶりの優勝を飾った。伊藤有希(21=土屋ホーム)は78メートル、85メートルで2位。男子は伊藤将充(17=北海道・下川商)が92メートル、92・5メートルの合計236・5点で制した。

 16年新春の初飛びは高梨の貫禄勝ちだった。激しい降雪の悪条件の中、1回目86メートルで首位に立つと、2回目は最長不倒の91・5メートル。それでも「(悪条件で)やるべきことを忠実にやろうと思ったが、2本ともタイミングがズレた」と満足はしなかった。年末年始は3年ぶりに北海道・上川町の実家で過ごし、温泉に行くなど英気を養ったという。「のんびりとリフレッシュできました」と笑顔で、今後へ「やるべきことをやれば結果はついてくる」と語った。

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2016年1月7日のニュース