松山「かみ合わなかった」75とスコア落とし25位 優勝はファウラー

[ 2015年9月8日 07:07 ]

最終ラウンドでプレーする松山(AP)

 米男子ゴルフのプレーオフ第2戦、ドイツ銀行選手権は7日、米マサチューセッツ州ノートンのTPCボストン(7242ヤード、パー71)で最終ラウンドが行われた。日本から唯一出場している松山英樹(23=LEXUS)は3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの75とスコアを落とし、通算4アンダーの25位に終わった。

 この日は序盤から出入りの激しいゴルフを展開。2番でバーディーを奪ったが、3番でボギー、4番でバーディー。だが、6番、7番でともに2メートルほどのパーパットをはずし連続ボギーとして、前半を終えた。後半は10番から13番まではパーをキープし、14番でグリーン際から17メートルのチップインバーディーを決めイーブンに戻した。だが、15番、17番でボギーを叩き、これまでイーグルを奪うなど得意としていた最終18番のパー5では、3オンから4パットのダブルボギーとしてしまった。

 2位から出たリッキー・ファウラー(26=米国)が1イーグル、3バーディー、2ボギーの68で15アンダーとして、ヘンリク・ステンソン(39=スウェーデン)を1打差で逆転してPGAツアー3勝目をマークした。

 ホールアウト後松山は「さほど悪い感じはしなかったが、決まってほしいところで決まらなかったりとかみ合わなかった。グリーンの硬さは気にならなかったが、自分のイメージをグリーンに合わせることが出来なかった」と語った。それでも17日開幕のプレーオフ第3戦「BMW選手権」に向けて「ショットが徐々に良くなってきている。1週間仕上げて、次に臨みたい」と語っていた。
 

続きを表示

2015年9月8日のニュース