佳純&愛 “内定”帰国「嬉しいけど引き締まる」「一番きつかった」

[ 2015年9月8日 14:30 ]

2度目の五輪代表に“内定”した卓球女子の石川

 卓球女子の石川佳純(22=全農)、福原愛(26=ANA)が8日、ワールドツアー3大会の日程を終えて、羽田着の航空機で帰国した。

 9月2日に発表された世界ランキングで石川が5位、福原が6位となり、日本協会の定めた基準で16年リオデジャネイロ五輪シングルス代表に“内定”した。2人は4月の五輪アジア予選(香港)で出場権獲得を目指す。

 石川は「ほっとした。うれしい気持ちでいっぱい。4年前は凄くうれしくて“わーーー ー”という感じだったが、今回はうれしい気持ちと五輪へ引き締まる気持ちがある」と心境を話した。

 福原は04年アテネ五輪から4度目の五輪。「やっとスタートラインに立てた。今までの五輪レースで一番きつかった。ケガもあって、試合に出られない期間が長く、戻すのが大変だった」と感想を述べた。

 12年ロンドン五輪は女子団体戦で銀メダルを獲得し、リオで目指すのは世界一。石川は「シングルスでも団体でもメダルを目指して頑張りたい。夢は金メダル」と話し、福原も「メダルを獲得して、たくさんの人に喜んでもらえるようにしたい。銀メダル以上を目指していきたい」と気合いを入れていた。

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2015年9月8日のニュース