IPC会長、リオ・パラ成功に期待感 開幕1年前式典

[ 2015年9月8日 09:15 ]

 来年のリオデジャネイロ・パラリンピックの開幕まであと1年となった7日、リオ市内で記念式典が開催され、国際パラリンピック委員会(IPC)のクレーブン会長は「選手たちのパフォーマンスは障害に対するブラジル国民の考え方を変えることになるだろう」と大会の成功に期待感を込めた。

 大会組織委員会のヌズマン会長は「大会運営だけでなく、人間的な温かみの面でも最高の大会にしよう」と呼び掛けた。

 イベントでは車いすバスケットボールなどのエキシビションマッチが行われ、視覚障害者らによる5人制サッカー(ブラインドサッカー)ではブラジルとアルゼンチンが一流のプレーを披露した。観戦した女性クリスチニ・シミチさん(45)は「ブラインドサッカーを体験してみたが、走るのが怖かった」と述べた。車いすテニスの体験教室に参加した女子高校生アナ・ゴメスさん(15)は「車いすだとスピードが出せず、動きにくくて難しい」と話した。(共同)

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2015年9月8日のニュース