ジョコ 4大大会26連続8強進出!負けん気も世界一?ラケット破壊

[ 2015年9月8日 05:30 ]

ラケットを踏みつけるジョコビッチ(AP)

テニス全米オープン第7日

(9月6日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 シングルス4回戦で男子第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第23シードのロベルト・バウティスタ(スペイン)を6―3、4―6、6―4、6―3で下し、全米では9年連続、4大大会で26大会連続となるベスト8進出を果たした。昨年優勝のマリン・チリッチ(クロアチア)も8強入り。錦織圭(日清食品)を1回戦で破ったブノワ・ペアは第19シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(ともにフランス)に敗れた。女子第1シードのセリーナ・ウィリアムズと第23シードのビーナス・ウィリアムズ(ともに米国)が準々決勝に進み、次は姉妹で対戦する。

 ジョコビッチが世界ランキング1位の底力を発揮した。バウティスタに今大会で初めてセットを奪われたものの、3時間3分の戦いを制した。第2セットは4―2から4ゲーム連続で落とすとラケットを踏みつけて壊し、いら立ちをあらわにした。それでも第3セットを奪うと第4セットは4つのゲームをブレークして振り切った。4大大会では26大会連続のベスト8進出。プロ選手の出場を解禁した1968年のオープン化以降ではフェデラー(スイス)の36、コナーズ(米国)の27に次ぐ3番目の記録だ。「誇りに思う。いつもピークを4大大会に合わせている」と胸を張った。

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