遠藤五輪相「国民におわび」エンブレム撤回で

[ 2015年9月8日 10:45 ]

 遠藤利明五輪相は8日の参院文教科学委員会で、2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレム白紙撤回について「大会を楽しみにしていた国民の皆さんに大変な心配を掛けた。五輪相としても申し訳なく思っており、あらためておわびを申し上げる」と述べた。

 今後の選考について「今回の反省を踏まえ、選考過程が国民に可能な限り開かれ、理解をいただけるものになるよう組織委に求める」と強調した。

 民主党の斎藤嘉隆氏への答弁。

 文教科学委は下村博文文部科学相も出席し、大会のメーン会場となる新国立競技場の建設について審議。維新の党の寺田典城氏は、競技場計画の総工費が二転三転したのは文科省の体質に原因があったのではないかと迫る。無所属の松沢成文氏は、競技場の新たな整備計画で、運営への民間参入の在り方を問う。

続きを表示

2015年9月8日のニュース