ガトリンも感嘆…サニブラウン“自分の走り”で準決勝進出「全力で挑む」

[ 2015年8月25日 21:03 ]

男子200M1次予選第4組、ガトリン(右)と力走するサニブラウン・アブデル・ハキーム

陸上世界選手権第4日 男子200メートル

(8月25日 北京・国家体育場)
 16歳172日で同種目大会最年少出場となったサニブラウンが、初となった海外のシニアの大会で堂々の走りを披露した。

 100メートル銀メダルのガトリンと同組で大外の9レーンからスタートすると、序盤から上位争いに加わり、最後は足を伸ばしてガトリンに続いてゴールに入った。「間延びしてしまって後半、足が回らなかった」と振り返ったサニブラウン。大歓声の中で緊張したというが、それでも「自分の走りをすれば大丈夫だと思った」と平常心で臨み、自己ベストまで0秒01に迫る好タイムを出した。

 同走のガトリンも「16歳で準決勝進出なんて考えられない。素晴らしい」とうなったレース運びで、まずは第一関門突破。26日の準決勝に向けて「泣いても笑っても大舞台になると思うので、全力で挑みたいと思う」と力を込めた。

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