東京パラ開幕5年前でイベント 車いすバスケなど魅力アピール

[ 2015年8月25日 17:29 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会と東京都は25日、パラリンピック開幕までちょうど5年を記念したイベントを都内で開催し、車いすバスケットボール男子日本代表のエース香西宏昭選手(27)=NO EXCUSE=らが特設コート上で真剣勝負を披露して競技の魅力をアピールした。

 障害者スポーツ独特の競技の認知度向上は大会成功のポイント。約千人が会場を訪れ、香西選手らによる2対2の勝負で、素早い車いす操作や次々と決まる3点シュートに観客はどよめいた。

 一般参加者のほか、ゲストによる試合が組まれた。車いすバスケ初体験というバレーボール女子元日本代表でタレントの大林素子(48)は「はまりました。選手を応援してほしい」と笑顔を見せた。12年ロンドン五輪のボクシング男子バンタム級銅メダリスト、清水聡選手(29)=ミキハウス=は「のめり込んで夢中になった。この競技をもっと知ってもらえれば」と興奮気味に話した。

続きを表示

2015年8月25日のニュース