日馬富士が休場 初日の妙義龍戦で右肘強打、靱帯損傷

[ 2015年7月13日 18:14 ]

 大相撲の西横綱日馬富士(31)は名古屋場所2日目の13日、日本相撲協会に「右肘外側側副靱帯損傷で1カ月の安静加療を要す」との診断書を提出し、休場した。

 初日に妙義龍を捨て身の上手投げで下した際、夏場所後に手術を受けた右肘を土俵に強打した。休場は昨年秋場所以来5度目で、2日目の対戦相手だった栃ノ心は不戦勝。今場所の幕内力士で初の休場者となった。

 名古屋市内の宿舎で取材に応じた日馬富士は「(手術明けで)少し無理があった。今は力が入らない。名古屋のファンに申し訳ない」と語った。日常生活に大きな支障はないという。

 13日朝に横綱本人から症状を知らされたという師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「自分の所へ来た時点で(出場は)駄目だなと思った。早く治して次に備えてほしい」と話した。

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2015年7月13日のニュース