エディージャパン、W杯8強へ“世界初ジャージー”導入

[ 2015年7月13日 05:30 ]

新ジャージーを披露した(左から)山田、五郎丸、リーチ、堀江

 世界初のポジション別ジャージーだ。日本ラグビー協会は東京都大田区の羽田空港で会見を行い、9月に開幕するW杯イングランド大会で日本代表が着用する新ジャージーを発表した。

 97年から日本代表ジャージーを手掛けるカンタベリー社によればコンセプトは「ジャパンウエー」。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチのラグビースタイルを踏襲したものでデザインも伝統的な白赤を現代スタイルにアレンジ。会見に出席したリーチ・マイケル主将(東芝)は「大畑大介さんとかシナリ・ラトゥさんは、このジャージーの印象。同じものを着てW杯に出られるのはうれしい」と気に入った様子だった。

 同社によれば開発費は前回大会のジャージーの1・5倍となる約1億5000万円。「現時点で考えられる技術、知恵を全て詰め込んだ」といい、巨漢ぞろいのフロントローとそれ以外のポジションでは、フィッティングパターンを分けている。パンツもラインアウトのジャンパー用はリフターが持ちやすい素材に変更。「最大の特長。業界初です」(同社開発者)という新戦闘服で8強入りを目指す。

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2015年7月13日のニュース