「勝負の時。力出し切りたい」竹田理事長、IOC総会へ

[ 2013年8月29日 11:12 ]

 2020年東京五輪招致委員会の竹田恒和理事長は29日、ブエノスアイレスで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会に向けた出発前の成田空港で取材に応じ「いよいよ最後の勝負の時が来た。それなりの手応えはある。力を出し切りたい」と語った。

 東京、マドリード、イスタンブールが争う開催都市は9月7日(日本時間8日)に決まる。国際的に懸念が広がる東京電力福島第1原発の汚染水問題には「国が責任を持って解決してくれると確信している」と話した。

 日本でただ一人のIOC委員でもある竹田理事長は、追い込みに入った票固めのロビー活動でも重要な役割を担う。最終プレゼンテーションで「安心、安全で確実な五輪」とともに「スポーツの力」をテーマに開催意義を訴える意向を示した。

続きを表示

2013年8月29日のニュース