クルム伊達「満喫したい」混合複は逆転で初戦突破

[ 2013年8月29日 06:00 ]

テニス全米オープン第3日

(8月28日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 混合ダブルス1回戦でクルム伊達公子(42=エステティックTBC)がダビド・マレーロ(スペイン)と組み、ルーカス・ドロウヒー(チェコ)と鄭賽賽(中国)のペアと対戦し、2―6、6―0、10―4で逆転勝ちした。

 マッチポイントで迎えた伊達のサーブを相手がネットに掛けて逆転勝利を手にした。第1セットを落としたが第2セットを6―0で奪うと、スーパータイブレークの最終セットの最後は5連続ポイントで制した。女子シングルスは初戦敗退。右アキレス健の痛みを抱えながらのプレーだったが、「パートナーから誘われたし、チャンスがあるなら」とウィンブルドンで組み1勝を挙げたマレーロと再びコンビを結成した。全盛期はシングルス優先も、現在は「グランドスラムを長く満喫したい」と楽しみ方も変化している。「ミックスは楽しいし、練習にもなるメリットがある」と話すベテランは笑顔を見せた。

 ◆29日の全米オープンテレビ放送
 ▽WOWOWライブ 7・55~、24・00~

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2013年8月29日のニュース