マドリード 最終プレゼン“切り札”にNBAガソル

[ 2013年8月29日 06:00 ]

9・7 IOC総会で20年夏季五輪の開催都市決定

 マドリード五輪招致委員会による最終プレゼンテーションにはNBAレイカーズのフォワード、パウ・ガソル(33)が登場することになった。

 ガソルはスペイン代表として過去3度の五輪に出場。2大会連続の2位となったロンドン五輪では開会式の旗手を務めるなどスペインの“顔”として母国をけん引してきた。日本で行われた06年の世界選手権では優勝に貢献。「五輪はスポーツ以上の存在。マドリードはその力を必要としている」と今度は五輪招致成功のためにひと役買うことになった。今季年俸は1929万ドル(約18億7000万円)で2メートル13の長身。五輪関係者への知名度もあり、英語も堪能。東京にとっては“大きな壁”になりそうだ。

続きを表示

2013年8月29日のニュース