稀勢の里 出稽古を継続「成績残せた」先場所解禁で13勝

[ 2013年6月4日 06:00 ]

 大相撲の大関・稀勢の里(26=鳴戸部屋)が名古屋場所(7月7日初日、愛知県体育館)でも、夏場所前に解禁した出稽古を継続する意向を示した。

 稀勢の里は1日から千葉県松戸市の鳴戸部屋で稽古を再開。3日は筋トレのみで申し合いなどは行わなかったが「調子はまあまあ。ボチボチやっていきますよ」と笑顔を見せた。

 先代師匠(元横綱・隆の里、故人)が禁じていた出稽古を夏場所前に解禁。境川部屋などに出稽古を行い、13勝を挙げたことから「いい成績残せたからね。相談しながらやっていく」と前向きだ。師匠の鳴戸親方(元幕内・隆の鶴)も「いい方向に向かうのなら、考えながらやってきたい」と話し、出稽古で経験を積ませることを容認する方針だ。

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2013年6月4日のニュース