最後の全日本総合　パナソニック・広瀬「一戦必勝」

バスケットボールの全日本総合選手権準々決勝 パナソニック７６―６２日立

（1月5日 東京・国立代々木競技場）
　これが最後の全日本総合となる男子のパナソニックは３３―２９で迎えた第３クオーターに日立を突き放した。３点シュートや速攻で引っ張ったフォワードの広瀬は「（この大会は）みんなとやるのは最後。１試合１試合がカウントダウン」と気合をにじませた。

　来季の受け皿として和歌山県にプロチームができるが、他のチームへの移籍を希望している選手もいる。広瀬は「一体感のようなものがないと感じることもあった」と先が見えない中で戦ってきた心境を口にし「一戦必勝です」と準決勝へ意気込んだ。