茗渓24大会ぶり決勝へ「しっかり体を張って止める」

[ 2013年1月5日 06:00 ]

全国高校ラグビー準決勝 茗渓学園―御所実

(1月5日 東大阪市・花園)
 全国高校ラグビー大会は5日、東大阪市の花園ラグビー場で準決勝2試合を行う。準々決勝で4連覇を狙った東福岡(福岡)を下した茗渓学園(茨城)は御所実(奈良)と対戦。身上のパスラグビーで24大会ぶりの決勝進出を目指す。国学院久我山(東京第1)は常翔学園(大阪第1)と顔を合わせる。

 23大会ぶりにベスト4入りした茗渓学園は軽めの調整を行い、準決勝へ向けて準備を整えた。

 決勝進出を懸けて御所実と対戦する。高橋健監督(48)は「相手のFWとうちのBKの勝負になる」と勝敗のポイントを挙げた。3日の準々決勝では、4連覇を狙った東福岡に一時19点差をつけられながら、持ち前のパスラグビーを貫いて逆転勝ちした。同じような戦いができれば勝機はある。そのためにはサイズや強さで勝る御所実の強力FWをいかに封じるか。指揮官は「しっかり体を張って止めること」とシンプルな言葉に力を込めた。

 決勝進出となれば、昭和天皇崩御のため決勝が中止となり大阪工大高(現常翔学園)と両校優勝となった88年度の第68回以来となる。「うちのラグビーをするだけです」と高橋監督。大一番へ向け、チームに迷いはない。

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2013年1月5日のニュース