クルム伊達2年連続準優勝 「来年もチャレンジを」

[ 2012年11月26日 06:00 ]

準優勝し、笑顔を見せるクルム伊達公子。右は優勝したシュテファニー・フェーゲレ

 テニスのダンロップ・ワールドチャレンジ最終日は25日、愛知県・豊田市総合体育館でシングルスの決勝を行い、女子で第4シードのクルム伊達公子(エステティックTBC)は6―7、4―6で第3シードのシュテファニー・フェーゲレ(スイス)に敗れ、2年連続の準優勝に終わった。男子は第5シードの守屋宏紀(北日本物産)が2―6、3―6でミハウ・プルチシェズニー(ポーランド)に屈した。

 2年続けて決勝で敗れたクルム伊達は「前半はいい形だったが、相手に調子を出させてしまった」と残念がった。タイブレークで落とした第1セットは先にブレークしたものの、ボレーのミスなどが出て、強打の相手に主導権を握られた。それでも、でん部に痛みを抱えながら、ツアー下部大会とはいえインド・オープンに続いての決勝進出に「時間がたてば大きな収穫になったと言えると思う」と手応えもつかんだ様子。42歳のベテランは表彰式で「来年もチャレンジを続けていきたい」と意欲を示し、ファンの拍手を受けた。

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2012年11月26日のニュース