柔道支援の新組織発足へ 五輪金には報奨金2千万円

[ 2012年11月26日 12:45 ]

 柔道界を支援し、五輪メダリストに独自の報奨金を与える新組織が来年にも発足することが26日、分かった。五輪金メダルの報奨金は2000万円を想定している。今夏のロンドン五輪で男女計金メダル1個に終わった反省を踏まえ、今後の柔道界をサポートするのが目的とみられる。

 全日本柔道連盟(全柔連)のオフィシャルパートナーを務めるマンション建設会社の東建コーポレーション(名古屋市)によると、同社の左右田稔社長が新組織のトップに就任し、同社長が中心となって出資する。銀、銅メダルにも報奨金を与える。

 ロンドン五輪では、日本オリンピック委員会(JOC)が金には300万円、銀に200万円、銅に100万円を支給。このほか、競技団体などが独自に支給し、選手をサポートするケースが増えてきた。

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2012年11月26日のニュース