停止期間延長を歓迎 ドーピング違反でロゲIOC会長

[ 2012年11月26日 20:50 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は26日、アムステルダムで記者会見し、世界反ドーピング機関(WADA)がドーピングの「統一コード」改定で、悪質な違反の場合には資格停止期間を2年間から4年間に延ばす新たな案をまとめたことを歓迎した。

 IOCは「6カ月以上の資格停止処分を受けた選手は次の五輪に出場できない」との規定を設けたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は昨年この規定を無効と判断した。ロゲ会長は「4年間の処分で自動的に次の五輪に出られなくなる。われわれの考えに沿うものだ」と述べた。統一コード改定は来年承認される。(共同)

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2012年11月26日のニュース