豪栄道 5大関総ナメ11勝&技能賞 大関へ足掛かり

[ 2012年11月26日 06:00 ]

技能賞の豪栄道(左)と敢闘賞の松鳳山

大相撲九州場所千秋楽 

(福岡国際センター)
 豪栄道が琴奨菊を破り、大関獲りの足掛かりとなる11勝目を挙げた。把瑠都戦の不戦勝を含めると5大関を総ナメし、技能賞も獲得。三役として自身初の2桁勝利を果たし「今場所は速く攻められた。これから上(大関)に上がるために、もっと勝っていきたい」と自信を深めた様子だった。

 次期大関候補の今後について、北の湖理事長(元横綱)は「大関への一歩となった」と話せば、鏡山審判部長(元関脇・多賀竜)も「大関候補に名前が挙がる」と評価。先場所は関脇で8勝しており、初場所で14勝以上の大活躍をすれば一気に昇進というムードも高まる。本人はさすがに「まだ気が早い」と話したものの、来年の目標を問われると「もっと強くなって上に上がりたい」と即答した。

続きを表示

この記事のフォト

2012年11月26日のニュース