白鵬どん欲 1年で優勝2回は「ちょっと足りない感じ」

[ 2012年11月26日 11:34 ]

大相撲九州場所の千秋楽から一夜明け、笑顔で記者の質問に答える横綱白鵬

 大相撲九州場所を6連覇し、4場所ぶり23度目の優勝を果たした横綱白鵬が千秋楽から一夜明けた26日、福岡市内で記者会見し「久しぶりの賜杯で、優勝はあらためていいなと感じた」と、終始リラックスした表情だった。

 今場所は16場所ぶりに東西両横綱がそろった。一人横綱の重圧からの解放に加え「(先輩横綱の)自覚があって、頑張らなきゃと心の切り替えができた」という。

 この1年で優勝2回は「ちょっと足りない感じはする」というが、通算23回は貴乃花を抜き単独史上5位。「(北の湖)理事長、朝青龍関の24、25回という数字に一気に並びたいという正直な気持ちもある」と早くも来年に目を向けた。

 終盤の5連敗で9勝止まりだった新横綱日馬富士には「重圧をそれなりに感じながらやってきた。(来場所以降は)横綱に上がってくる時の精神や心技体を思い出してくれるのでは」と期待を込めた。

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