中部電力&SC軽井沢ク 中国に敗れ準優勝

[ 2012年11月26日 06:00 ]

女子決勝 中国戦でショットを放つ中部電力の市川。左は松村、中央は清水

 カーリングのパシフィック・アジア選手権最終日は25日にニュージーランド・ネーズビーで決勝を行い、女子日本代表の中部電力は中国に4―10で敗れ、準優勝だった。中国は2連覇。男子のSC軽井沢クも中国に2―6で敗れ、2位となった。中国は6連覇を果たした。日本は男女とも来春の世界選手権の出場権を獲得し、14年ソチ冬季五輪出場に望みをつないだ

 アジアトップの中国の壁は厚かった。中部電力は3―3で迎えた第6エンドに4失点。第8エンドで3点を奪われ、ギブアップを余儀なくされた。スキップの藤沢は目標の2位以内を達成した翌日で「気持ちが切れてしまった部分があったと思う」と集中力の欠如を反省した。日本に出場権をもたらした来春の世界選手権に中部電力が出場するには、来年2月の日本選手権で優勝することが必要。市川は五輪出場を目指し「このスポーツに人生を懸けている」と言い、ソチ五輪へ向けた代表争いに決意を新たにした。

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