マチュー 5時間41分の死闘制す!全仏2番目の長さ

[ 2012年6月2日 06:00 ]

全仏オープンテニス第6日

(5月31日 ローランギャロス)
 5月31日の男子シングルス2回戦で世界ランキング261位のポールアンリ・マチュー(30=フランス)が第10シードのジョン・イスナー(27=米国)を6―7、6―4、6―4、3―6、18―16で破った。試合時間5時間41分は68年のオープン化(プロ解禁)以降、全仏で2番目に長かった。

 試合終了は午後9時8分、地元のマチューが最終セット第34ゲームで決着をつけた。試合時間5時間41分はオープン化以降では全仏2番目、4大大会4番目の長さ。73年のタイブレーク導入後、76ゲームは全仏最多。2年前のウィンブルドン選手権で11時間5分の4大大会史上最長試合を制した強豪を破ったマチューは「勝ったことが信じられない」。マチューは08年に世界ランキング12位まで上り詰めたが、左膝の故障で一時はランク外まで転落。主催者推薦枠で出場した2年ぶりの4大大会で第10シードを破り、復活を印象づけた。

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2012年6月2日のニュース