柔道女子の国原が引退 池田も第一線から退く

[ 2012年6月2日 19:38 ]

 柔道女子70キロ級で世界選手権2年連続銅メダルながらロンドン五輪代表を逃した国原頼子(26)=自衛隊=が2日、全日本実業団体対抗大会後に「自分ではとにかく五輪までと決めていた。もう頑張れない」と述べ、現役引退を明らかにした。

 新潟県出身の国原は攻撃力を生かして代表争いをリードしたが、5月の全日本選抜体重別選手権は準決勝で敗退。優勝した田知本遥(東海大)が代表となった。将来は教員を目指しており「勝負強く、精神的に強い選手を育てたい」と話した。

 昨年の世界選手権女子78キロ級代表の池田ひとみ(26)=自衛隊=も「個人ではもう試合に出ない」と第一線を退く意向を表明。全日本柔道連盟に強化指定選手辞退届を提出したことを明言した。

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2012年6月2日のニュース