五輪代表・太田に「書」の激励 母校をサプライズ訪問

[ 2012年6月2日 17:25 ]

母校、八幡中央高の文化祭を訪れ、激励を受けるロンドン五輪の重量挙げ男子代表の太田和臣

 ロンドン五輪の重量挙げ男子105キロ超級代表の太田和臣(九州国際大職)が2日、福岡県北九州市の母校、八幡中央高の文化祭を訪れ、生徒から書道のパフォーマンスで激励を受けた。

 書道部など一部の生徒以外にはサプライズでの訪問とあって、体育館の壇上にスーツ姿の太田が現れると、生徒らから歓声と拍手が沸き上がった。書道部の33人が音楽に合わせて順番に筆を走らせ、「挑戦」「飛翔」などのメッセージを書き上げると、太田は「本当に気合が入った。(メッセージを)携帯の待ち受けにします」と笑顔。五輪本番に向け「“挑戦”という言葉が心に残った。高校は自分に力をくれた場所。ひとつひとつやっていこうと思った」と語った。

 在校当時を知るウエートリフティング部の守昌宏顧問は「けがが少なく、着実に育つ生徒だった。応援している」と話した。

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2012年6月2日のニュース