池田めぐみ選手が現役引退…乳がん治療で五輪を断念

[ 2011年12月12日 20:49 ]

 2004年アテネ、08年北京両五輪のフェンシング女子代表で10年広州アジア大会エペ団体の金メダルを獲得した池田めぐみ選手(32)=山形県体協=が12日、乳がんの治療のため来年のロンドン五輪を断念し、現役を引退すると表明した。

 日本フェンシング協会によると、池田選手は今夏に手術を受け、現在は回復しつつあるものの、当面は療養が必要だという。10月の世界選手権(カターニア=イタリア)は代表から外れていた。

 池田選手は山形・米沢興譲館高時代に競技を始め、06年ワールドカップ(W杯)バンクーバー大会の個人で2位に入った。結婚後に競技を再開し、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の活動にも積極的に参加した。

続きを表示

2011年12月12日のニュース