鈴木、穴井ともに苦杯…男子重量級はボロボロ

[ 2011年12月12日 06:00 ]

<柔道グランドスラム 男子100キロ級>準決勝で敗れた穴井(下)は悔しがる

柔道グランドスラム東京大会最終日

(12月11日 東京体育館)
 左肘と左足首の故障を抱えていた男子100キロ超級の鈴木は初戦で延長の末に敗退。「稽古ができていないのが全て出てしまった」とうなだれた。

 さらに、100キロ級では左手小指の脱臼から復帰したエースの穴井が準決勝敗退し「ロンドンの前年の最後の試合で、情けない。これを受け入れなければ」と厳しい表情。前日まで5階級全てを制してきた男子だが、最終日は銅メダル1個という現実に、全日本男子の篠原信一監督は「重量級は誇りを持って戦ってほしい」と声を振り絞るのが精いっぱいだった。

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