内村 五輪へ貫禄演技で今季締めくくり!

[ 2011年12月12日 06:00 ]

<豊田国際体操>仲間内の記念撮影に夢中で、握手を求める田中佑に気付かない鉄棒で優勝した内村(右)

 体操の豊田国際競技会最終日は11日、愛知・豊田市総合体育館で種目別で争われ、男子は内村航平(22=コナミ)が鉄棒で15・775点をマークし、10日の床運動に続いて優勝し、今季の演技を締めくくった。女子の床運動では田中理恵(24=日体大大学院)が11・625点で最下位の6位に終わった。

 王者が貫禄の演技で今季を締めくくった。内村が鉄棒で15・775点をマークして圧勝。技の難度を示す演技価値点7・3点の構成は細かなミスで7・0点に減点されたが、「ミスを最小限に抑えられたので、そこは良かったかな」と振り返った。世界選手権個人総合3連覇を達成するなど充実の今季は終了。来年のロンドン五輪に向け「すごい楽しみ。代表に入ることよりも五輪の舞台に立って団体で金メダルを獲ることを常に考えてこの冬はやっていきたい」と気合を入れた。

続きを表示

2011年12月12日のニュース